ナットとサドルの調整                 アコースティックギター製作CLUB topへ
          アコースティックギターパーツネット    (NO. C-2)
       

          ● 作業時間   2時間
          ● 使用用具   目立てヤスリ、精密ヤスリ、シックネスゲージ
          ● ポイント    いよいよ最後の工程・・・・・ 演奏しやすいように弦高をナッ
                      トとサドルで調整です。12フレットの位置で1.5mmぐらい
                      の弦高を目安とします。・・・さあ、これで完成です〜〜長い
                      間ご苦労さんでした。よくぞここまで頑張ってこられましたね。
                      万歳、ばんざい、バンザ〜イ!!!!


    さあ、いよいよ調整も最終段階に入ります。ナットとサドルの調整が終われば、
    あとはギター演奏三昧と相なります。気持ちは完全に舞い上がってハイテンショ
    ン状態だと思いますが、ここはテンションを通常に戻し、嬉しさをこらえこらえて
    最終調整に入りましょう。まずは、この段階で弦を張ります。ゲージは好みです
    が、私のおすすめはエキストラライトです。何故かと申しますと、今回作ったギタ
    ーのサイズ、音響特性から考えて、繊細でクリアーな音を引き出すのに一番適
    しているからです。このタイプのギターに極太でハードな音を求めるのは無理な
    話で、小ぶりなギターには細めの弦の方が相性が良いようです。過去にマーチン
    の0−18で試してみましたが、エキストラライトが一番いい音が出でいます。今
    ではこの大きさのギターには全てエキストラライトを張っています。え、そんなに
    細い弦で大丈夫?と思われる方もあるかと思います。一般的にはライトゲージが
    主流ですが、こと小ぶりのギターに関しては必ずしもライトゲージが一番とは言え
    ないところもあります。とにかく、繊細で鈴なりの音を期待する方は一度エキスト
    ラライトを試してみて下さい。逆にドレッドノートなどの大きなギターでガンガン弾く
    時はミディアムの方がいいかもしれませんね。まあ、ライトゲージを基準にいろい
    ろ試してみましょうや。・・・ちょっと余談でした。

    話をもとに戻して、弦を張ってから12フレットの位に1円玉を差し込んでみます。
    1円玉は厚さが1.5mmありますので、この厚みに弦高を合わせます。この段階
    ではかなり高くなっていると思います。ローポジション、ハイポジションでも弾いて
    みて、弾き易さを確認します。ローポジション側はナットで、ハイポジション側はサ
    ドルで調整します。ナット、サドルは僅かな調整であれば上部で、ある程度の調整
    なら下部を削って行います。少しづづ削り何度もチェックしてゆきます。最終的に1
    円玉の厚みになったらナットを接着します。瞬間接着剤でナットの下部とフィンガー
    ボード側に1滴づづ付けて隙間なく取付けます。接着剤はナット交換を考慮に入れ
    て少量だけ使います。多量に付けると、取り外す時に苦労しますので・・・・各フレ
    ットを押さえて音出しをしてビビらないかチェックします。ビビるところがあれば、フレ
    ットの調整を再度行います。

    さあ、これで完成です。長い間本当にご苦労様でした。次はどんなギターを作ろう
    かと、心はもう新しいギター製作のことにシフトしているかも・・・・ さらなる進化を
    期待しつつ、このコーナーはこれでひとまず終了と致します。ではまた〜〜
   


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