ネックの形を整える  (NO.B-5-8)    アコースティックギター製作CLUB topへ
      アコースティックギターパーツネット  


      ● 作業時間  2時間
      ● 使用用具  ヤスリ、#100・240のサンドペーパー
      ● ポイント    ネックの握り具合で演奏性が大きく左右されますので
                自分に合ったネックの握りにしましょう。

    おおまかに成形したネックの形をきっちり整えてゆきます。荒めのやすりで削っ
    てゆき、形を確認しながら整えてゆきます。ネックのヒール部分、ネックの握り
    部分を自分の好みに少しづづ修正します。ネックの厚みは薄くするのに限度が
    ありますので注意します。というのは、ネックの中にはロッドが入っていますの
    で、あまり薄く削り過ぎるとロッドが見えてしまいますし、握り具合も悪くなりま
    す。ネック厚はフィンガーボードの厚みも含めて20mm程度が良いでしょう。こ
    の厚みを基準に、手の大きい人はさらに1〜2mm厚くしても良いでしょう。又、
    シェイクハンド奏法を多用する人は、手が小さい人でもある程度の厚みがあった
    方が弾き易くなります。セーハを多用する人は薄めの方が良いかもしれません。
    形が整ったら#100と#240のサンドペーパーで十分なめらかに仕上げておき
    ます。



   アコースティックギター製作  coffee break 〜

    ネックの種類について・・・ ネックはヘッド部分、握り部分、ヒール部分に大きく
    分かれ、どのように材料が使われているかで区別できます。ヘッド部分だけ違う
    部材が使用されているタイプ、ヒール部分だけ違う部材が使用されているタイプ、
    ネックの縦方向に異なる木材が張り合わせてあるタイプ等に分かれます。それぞ
    れは材料の効率化、手間の掛り具合などに特徴がありますが、一長一短があり
    ますので、自分の好みで選んでゆきましょう。ネックに使われる材料はマホガニー
    材が多用されています。

     ●マホガニー1ピース・・・・・・1本のマホガニーで出来ているタイプ。音の伝達
                       やサステインが良いと言われていますが、大きな
                       部材が必要なので割高になります。

     ●マホガニー2ピース・・・・・・ヘッド部分とその他の部分が違う木材で接合さ
                       れている、又はヒール部分とその他の部分が
                       違う木材で接合されているタイプ。材料を効率的
                       に使えるので、多くのギターに採用されています。

     ●マホガニー3ピース・・・・・・メイプル材等の異なる木材がネックの縦方向に
                       組み込んであるタイプ。手間はかかりますが、
                       ネックの変形に強いタイプ。

     ●マホガニー5ピース・・・・・・・上記の3ピースをさらに多くの材料を組み合わ
                       せた、複雑ではあるが安定度の高いタイプ。

    以上の種類がありますが、私の製作方法ではマホガニー1ピースで進めていま
    す。慣れてきたら3ピース、5ピースにも挑戦すると面白いかもしれませんね。


                                             アコースティックギター製作
       
           アコースティックギター製作CLUB TOPへ  

                  
NEXT BACK