フレットワイアーを打つ
アコースティックギターパーツネット (NO.B-5-5)
● 作業時間 2時間
● 使用用具 ハンマー、ニッパー、つまよう枝、水
● ポイント フレットワイアーをフィンガーボードのアールに
合わせて曲げておきます。打つ際はまず両端を
叩き、最後に中央を叩きます。
フレットワイアーは2段階でフィンガーボードに打っていくことになります。まずは
じめはフィンガーボーとネックにつける前の今の段階で、14フレット以降につけ
ます。次はフィンガーボードをネックにつけた後に残りの1〜13フレットまでを
取り付けます。このようにつける段階が異なるのは、フレットワイアーの打ち易
さの関係で、14フレット以降が打ちにくい位置になる理由からです。
フレットワイアーを打つ際に接着剤をつける場合とつけない場合がありますが、
ここではつけない方法で進めていきます。接着剤を付ける場合はエポキシを
使います。一般に接着剤をつけると隙間がなくなり、音の伝達は向上すると
言われていますが、フレットの打ち直しなどのりペアー時に、外すのに手間が
かかる欠点もあります。
フレットワイアーはあらかじめフィンガーボードのアール(丸み)より若干丸めに
曲げておきます。次に14フレットの溝にフレットの片端より1cmはみ出る位置
で叩いてゆきます。叩く前にフレットの溝につまよう枝で水を流しておきます。
これでいよいよハンマーで叩くことになります。フレットワイアーを真上からフレ
ットに置いて、1cmの端を出した側からハンマーで打ちます。1回目は軽く、2
回目は強く叩きます。まっすぐにワイアーが入っているかをチェックします。浮き
がなくなるまで叩きます。次にもう一方の端も同様の手順で打ちます。最後に
ワイアーの中央部分を叩いて全体に浮きがないかをチェックします。全体がしっ
かり打たれていたら、もう一方の端もフィンガーボードより1cm離してニッパーで
切ります。同じ要領で14フレット以降も付けてゆきます。これで第1段階のワイ
アー打ちは終了です。次はフィンガーボードをネックに取り付けた後に2段回目
の作業となります。全てのフレットワイアーが打たれたら、1cmのはみ出し部分
をニッパーでカットします。