ボディ厚の調整をする (NO.B-4-5)
アコースティックギターパーツネット
● 作業時間 1時間
● 使用用具 カンナ、定規
● ポイント 左右の側板の高さが対称になるように注意します。
表板側は高さを一定に、裏板側はテーパー(傾斜)をつけます。
側板に表板や裏板をつける前に、ボディの厚みにに関係する側板の幅を調整し
ます。今回のギターはヘッド側で8.5cm、エンド側で9.5cmの厚みを持たせる
ことにしました。ですので、このヘッド側とエンド側の1cmの厚みの違いを、ど
のようにつけていくかを説明していきます。イメージ的には9.5cmの厚みはエン
ド側からギター本体のくびれのあたりまで続き、それよりヘッド側は、なだらかに
8.5cmにしていくことになります。当然ですが、厚みに影響するヘッドブロック、
エンドブロックの高さはそれぞれ8cmと9cmになっています。これに合わせて側
板の高さも8cmから9cmになります。これに表板の厚さ3mmと裏板の厚さ2.5
mmが加わって8.5cmと9.5cmの厚みになるということです。では、側板の傾斜
は表板側と裏板側のどちらにつけたらいいのでしょうか。又、両方につけたらいい
のでしょうか。結論は裏板側で傾斜をつけます。(傾斜をつけることを「テーパー
にする」ともいいます。ご参考までに) 表板側はまっすぐにします。
具体的にはまず、側板のエンド側の9cmの高さを、くびれている位置まで持って
いきます。ここからヘッドブロックまで、なだらかにテーパーをつけていきます。こ
の時、ラインを引いておくと良いでしょう。横から見て直線状に傾斜するようにしま
す。どこかが極端なテーパーになると、裏板がへっこんでしまう形になる時があり
ますので、全体がなだらかになるようにします。何度も言いますが、この傾斜(テー
パー)は裏板側で行います。表板側では行いません。今後、もしギターの厚みを
変えたい時は、まず、ブロックの高さを変えて、ネックのヒールの高さを変えれば、
あとは側板の高さを変えることで変更できることになります。
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