ブレースを表板につける (NO.B-1-5)
アコースティックギターパーツネット
● 作業時間 2時間
● 使用用具 のみ、カンナ、ニカワ、サンドペーパー、定規、ナイロンシート
クランプ、竹棒、デッキ
● ポイント 接着面は完全な平面で、はみ出た接着剤はすぐにふき取りま
す。表板をわずかにラウンドさせる工夫をブレースに施します。
接着前にブレースを電子レンジで1分程度「強制乾燥」させます。
表板にサウンドホールロゼッタがつき、サウンドホールも開いたら、次はブレー
スをつけます。ブレースの配置は、前もって製図した図面をもとに、ホームセンタ
ー等にあるナイロンの透明シートに書き写します。そしてブレースの分をくり抜い
ておきます。これがあれば表板にブレース配置を書き写しやすくなります。この
透明シートを使って表板の裏側にブレースの配置を鉛筆で書き込んだら、次にX
ブレーシングを組みます。クロスする部分は約90度の角度でホゾ組みします。
この段階では全てのブレースは角を落とさず、形もまだ整えません。形を整える
のは表板に接着 した後です。
次に表板をゆるやかにカーブした形にするために、ブレースの接着面にカーブを
かけます。このカーブは表板が弦の張力に負けないためのものです。完全なフラ
ットな状態より僅かでもカーブしていた方が、張力に強いギターになります。具体
的にはブレースの端から10cm程度離れたところから、除々に2mmまで薄くして
いきます。これでブレースを接着した時に、表板が曲がった形になります。全ての
ブレースに同様の僅かなカーブを持たせます。
次は接着です。クランプで圧着するか、デッキとバーを使って圧着するかの方法
がありますが、ここではデッキとバーを使用します。私はパソコン用のデッキと8
mm角の竹のバーを使っています。このバーはデッキの上からブレースを圧着す
るものです。ニカワを表板とブレースの接着面に十分着けて、しばらくたってから
圧着し、1日置いておきます。接着時はブレースに力がかかって、接着位置がず
れやすいので、注意しながら所定の位置にしっかり固定します。はみ出したニカ
ワは水を含んだ布ですぐにふき取ります。
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