アコースティックギター製作CLUB TOPへ 専用道具(ジグ)を作る (NO. A-4)


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     ギター製作にあたっての道具については、「ギター製作用具」のコーナーでも
    取り上げていますが、ここでは揃えていく際のポイントを少し述べてみます。
    ここで言う道具には、のこぎりやカンナなどギター以外の木工製作にも利用
    できる一般的なものと、ギター製作の時にしか使用しないものとに大きく分かれ
    ます。木工製作に共通の道具は比較的安易に手に入れられますが、ギター専用
    の道具は市販されているものが限られています。ある程度のものはショップや
    通販で手に入れられますが、自分で作らないといけないものもあります。いわゆる
    ジグという類で、製作の前にこれを用意しておく必要があります。ここでは
    ギターを作る前に必要なジグの作り方を説明してゆきます。


    【本体の型枠】

    ギター製作 型枠  木枠の製作はなかなか大変です・・・ 


    これは側板を曲げた後、型枠に側板をはめ込んで、しっかり形状を
    固定するものです。材質としては、木やアルミがあり、専門家に依頼
    すると6〜10万するようです。できるだけお金を掛けないということと、
    ギター製作の意欲を確認する意味で、少し時間は掛かりますが、自分
    で型枠を作ることにしましょう。ここでまず必要になるのは作ると決めた
    ギターの形の図面です。型枠作成用に用意した図面をもとに作っゆき
    ます。この図面をさらにコピーして3枚用意しておきます。ここで必要な
    材料はホームセンターで手に入るものばかりです。


     1.厚さ18mm程度のベニヤ板を6枚用意します。市販で横45mmx
       縦60mmの大きさの板がありますので、これを使うと便利です。
       型枠は中心線で左右に分かれる形になりますエンド側に出っ張り
       を作り、そこに鉄のバーを通して左右の型枠を固定する形になり
       ます。
         
     2.型枠作成用の図面を中心線から正確に切り、左右半分づつにし
       ます。そのうちの1枚を板に貼ります。貼り合わせ方は、まず板の
       端と中心線を合わせ、上にが同じくらいの空きがあるように位置
       決めします。この空きはあとで左右の型枠を留める部分になります。
       そして図面をスプレー糊で貼り付けます。

     3.そうしておいて、ネック接合側とエンド側に本体の輪郭から縦40
       mm、横40mmの出っ張りを鉛筆で描きます。この部分は、型枠の
       左右を棒で締め付ける時に必要な部分になります。又、本体の
       輪郭線の外側40mmのところに本体の曲線と同じように線を描き
       ます。この40mmが型枠の幅になります。
   
     4.ジグソーを使って丁寧に輪郭と出っ張り部分を切っていきます。
       切り方は、描いた線よりも2mm外側を切り、あとで微調整していく
       のが良いでしょう。このようにして、左右各3枚づづ、計6枚を切り出
       します。上下の出っ張り部分は左右の型枠を合わせると縦40mm、
       横80mmの長方形になります。

     5.いよいよ3枚づつの貼り合わせに入ります。木工用のボンドを大量
       に用意し、貼り合せる両面にボンドを十分に付けて、しっかり合わせ
       ます。クランプがあればそれを使います。多少のでこぼこは、あとで
       調整してなめらかにします。外側の角はヤスリで落とし、サンドペー
       パーでざらつきをなくします。今後何回も触れるものですので、表面
       は出来るだけ滑らかにしておきましょう。型枠の内側の側板に接す
       る部分は、平面になるように確認しながらヤスリなどで調整してゆき
       ます。

     6.次に出っ張り部分で左右の型枠を固定できるようにします。出っ張り
       部分に鉄のバーを通す溝を掘ります。溝は手作業か、ルーターか、
       電動ドリルなどを使ってバーが10mm中に入る程度の深さまで掘り
       ます。バーの直径はは6〜8mmぐらいがいいでしょう。バーにはワッ
       シャーをつけてボルトで両方から締め付けて固定します。


     【表板・裏板の貼り合わせ台  貼り合わせの接ぎ目の下に置く棒】

       厚さ10mm、縦600mm、横600mmの合板を用意し、縦側のはしに
       8mm四方の押さえ木を固定します。木工用ボンドをつけ、クギを打ち
       込んで補強します。これで板を置く一方が決まりました。もう片方は、
       クギを打ち込んで板を止め、2枚の板を両端で固定して、貼り合せると
       いう方法になります。次に幅20mm、厚さ10mm、長さ600mmの棒を
       作ります。これは板を貼り合せる合わせ目の下側に置く棒となります。
       クギを打つ時にこの棒を下に置き、接着時にこの棒を抜くという使い方
       をします。


         

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